2020年1月30日(木)「SDGsローカルツアー」ソーシャル&エコ・マガジン「ソトコト」編集長・指出一正氏トークイベントを開催いたしました。
参加申込みを募りましたところ早い段階で定員を満たしたとのことで、急遽受け入れられる人数で対応するほどに。
益田市、浜田市・津和野町・吉賀町他、石見地区にお住まいの方、県外の方々にお越し頂き、みなさまの意識の高さ、指出一正氏の影響力の深さを感じます。
「SDGsローカルツアー」とは「ソトコト」と環境省がタッグを組みSDGsやソーシャルな取り組み、地域の未来をカジュアルに楽しく考えようというもの。
環境省の方もお越しいただき、お人柄に触れることができより身近な感覚で話しを聞くことができました。
トークのはじまりは「SDGs」エズ・ディー・ジーズについて。持続可能な開発目標(SDGs)は国際社会共通の目標で17項目を掲げ、貧困問題をはじめ、気候変動やエネルギーなど持続可能な社会をつくるために世界が取り組むべきビジョンや課題をもっと自分の暮らす町、コミュニティ・小さな繋がりから出来ることをはじめてみよう、意識してみようというもの。
指出氏の取材された全国の素敵な事例の数々を紹介していく中で、日々の暮らしの中で育まれた地域の取り組みが実はすでにSDGsの基盤をつくっていたという事柄ばかりでした。
指出氏から発せられる生きた言葉は心に響き、いつの間にか自分の事のように考え置き換え妄想してしまいます。
中でも印象的でしたのは「関係案内所」というワード。人と人との出逢い、繋がりは新しい価値観を生み出し未来を描いていくものだど感じます。その小さなきっかけづくり、場、繋ぐ人の存在が「関係案内所」となるのでしょう。
途中、指出氏よりご紹介頂いた弊社代表洪の話しの中でも、マスコスホテルができたのも人との出逢いが心を動してきたからだと。
友人であるシマネプロモーション / 浜田市議会議員 三浦大紀氏からDESIGN OFFICE SUKIMONO平下茂親氏を繋げてもらい互いに共鳴しあい、ホテル館内及び客室のオリジナル家具製作、廃材を利用した天井板などアップサイクルな仕様でのデザイン空間に仕上げてもらいました。
他様々な多くの人達との出逢い関わりに地域に寄り添いながらホテルが創りあげられました。
これからもホテルという枠に囚われず「関係案内所」としてハブとして人が交差する場であると共にサスティナブルな社会の実現に向かって、今後もこのような会をできるだけ多く開催し、地域の皆様により一層の当事者意識を喚起できるようなきっかけの場作りを展開して行きたいと改めて強く感じております。
参加者のみなさまはとても感度が高く、Slidoを介しての匿名質問では興味深いものばかりで、新たな気づきとなりました。
私共もこの会の学びを共有し社会問題に真摯に向き合い「SDGs」の達成に貢献していきます。
改めまして「SDGsローカルツアー」第三回の開催地として「MASCOS HOTEL」を選んで頂いた指出氏、場を一緒に創って頂いたソトコト編集部さま、参加して頂いた皆さまありがとうございました。